2018年03月15日
81リン目 “まちづくり”を考える
わたしたちが取り組んでいる、自転車を活用した“まちづくり”についての知見を得るため、先日、一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス代表理事の木下斉氏による、「稼ぐまちが地域を変える~まちづくりとソーシャルビジネス~」という職員研修を受講してきました。
実は、木下斉氏は、昨年度から、わたしたちもぜひお招きし、ご講義いただきたいと考えていた意中の方でしたので、思わぬ機会に恵まれ、張り切って臨みました。会場は、本市職員のみならず、外部からも多くの方が参加され、超満員でした。
何と、高校生のころからまちづくりに自ら取り組んでこられたというご豊富な実務経験と理論に根差した、具体的なお話をたくさんお聞きできました。
たとえば、“100人中100人が合意することはありえず、10人の10グループが互いに寛容になれるかどうかが重要”、“賑わい創出という言葉は精神安定剤にすぎない。客数ではなく消費額できちんと効果を測定する観光が重要・・・”などなど。
参考になった・・・で終わることなく、今後の自転車のまちづくりにしっかりと活かしていけるよう、取り組んでいきます。