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グッと!尼っ子リンリンサポーター

団体名:武庫之荘水と緑のまちづくりプロジェクト実行委員会

活動の報告

<贈呈式>

日時:平成31年3月13日(水)午前7時45分から
場所:阪急武庫之荘駅 北口駅前ロータリー内にて
参加者:地域住民の皆様と、尼崎信用金庫武庫之荘支店、池田泉州銀行武庫之荘支店、みなと銀行武庫之荘支店、尼崎シルバー人材センター等の皆様

毎月第二水曜日早朝に実施している駅前啓発活動の場にて、開始前の集合式にて、北口ロータリーのシンボル「希望の像」を背景に実施。

 

 

サポーター活動について

活動の内容:自転車の放置・盗難・事故といった課題をゼロにすべく啓発運動を駅周辺事業者の協力を得て展開中

活動の目標:水と緑の輝く自転車の利用しやすい武庫之荘を目指して

リンク先:https://ja-jp.facebook.com/mizu.mukonoso/

 

<贈呈時サポーターへのインタビュー>

【水と緑の輝く自転車の利用しやすいまち・武庫之荘をめざして】
当団体は、地域の賑わいづくりとブランドアップを目指し、阪急武庫之荘駅周辺の水路保全や緑化活動、環境改善に取り組んでいます。
多くの方が利用する阪急武庫之荘駅前は、通勤・通学時間帯を中心に、非常に多くの自転車・歩行者・自動車が行き交っています。しかし、かつては、南北の駅前広場の放置自転車状況は酷く、長年の大きな懸案課題でした。
平成25年度には、南北合算で1,500台の放置自転車が溢れ、放置自転車の多い駅・全国調査ワースト15位の不名誉な状況でした。しかし、平成26年11月に大々的な「アンケート調査」を実施、平成27年4月に市長宛に「提言書」を提出し、「自転車フォーラム」を開催するなどの関係機関と連携した取組が成功し、現在、駅前の放置自転車台数は著しく改善されています。
しかしながら、駅周辺の放置自転車台数がゼロになった訳ではなく、また一時駐輪利用者用の駐輪施設不足が課題になっています。当団体では、放置自転車ゼロ、自転車事故・盗難の減少による自転車の利用しやすいまち・武庫之荘をめざし、様々な取組を続けています。

 

【地域の皆様と共に啓発活動を】
自転車の放置・盗難・事故といった課題をゼロにすべく、駅周辺事業者の協力を得て啓発運動を展開しています。月例活動として、毎月第2水曜日朝に、阪急武庫之荘駅前において、「自転車事故・盗難・放置ゼロ運動」等、様々な種類のチラシ入りティッシュを配布して啓発活動を実施しています。活動には、地域住民の皆様、尼崎信用金庫武庫之荘支店、池田泉州銀行武庫之荘支店、みなと銀行武庫之荘支店、三井住友銀行武庫之荘支店、尼崎シルバー人材センター等の皆様にも参加していただいています。継続した根気強い活動が、課題解決につながると考えています。なお、毎月第4水曜日朝には駅前ロータリーの草刈り活動を、毎月第2土曜日朝には水路清掃を、月例活動として長年実施しています。何れも自由参加ですので、皆様の参加大歓迎です。

月例啓発活動の様子


【「Alar-mmy.」による自転車盗難撃退作戦!!】
平成29年度には、尼崎市が社会実験を通じて、振動を感知すると警報が鳴るアラーム付きダミー自転車「Alar-mmy.(アラーミー)」が、自転車盗難発生件数の減少に大きな効果をあげるのを知った当団体は、「Alar-mmy.」を用いた自転車盗難防止策について、尼崎市と地域との共同作戦について協力を打診しました。
そして、平成30年5月30日、尼崎市から「Alar-mmy.」2台の貸与を受け、それを用いた自転車盗難撃退作戦を、阪急武庫之荘駅周辺の店舗・事業者の支援の下、6か月間に渡り、尼崎市駐輪マナー指導員の協力を得て展示会場を移転しながら、「そのちょい借り、犯罪です!」の横断幕設置も行い、盗難件数の減少を図る大々的なキャンペーン展開を行いました。今後も、自転車盗難のさらなる抑止を図っていきます。

「Alar-mmy.」キャンペーンの様子

 

【自転車の利用しやすいまち武庫之荘と駅前ロータリー祭り】
自転車の利用しやすい武庫之荘をテーマに、平成24年11月の初回以来毎年、「阪急武庫之荘駅前ロータリー祭り」を開催しています。
平成30年11月25日に開催された「第7回・駅前ロータリー祭り」では、恒例の県警音楽隊を始め中高生の吹奏楽部による演奏やパレード、グルメ店やフリーマーケット、白バイで記念撮影等、若い家族連れにも多くご参加いただき大盛況でした。今回は、地元中学生ボランティアと一緒に、地元伝説の富松の鬼・茨木童子(装束)が、会場内で共同啓発活動を実施しました。今後とも、地元住民の絆づくりは無論、地元の歴史遺産や伝説文化も大切に次世代に継承しながら、継続開催に取組む意向です。

ロータリー祭りの様子          


地元伝説の富松の鬼・茨木童子

 

【自転車の利用しやすい武庫之荘から尼崎へ】
平成29年3月に制定された「尼崎市自転車のまちづくり推進条例」においても、「自転車の利用を課題から魅力へと転換させることに取り組み、私たちのまち尼崎を、自転車の利用において、安全で快適なまち、楽しめるまち、愛されるまちにする」と述べられています。
当団体では、同条例が制定される以前から、自転車の課題解決による自転車の利用しやすいまち武庫之荘をめざして、地域における取組を行ってきました。一人ひとりが意識と行動を変えることが課題解決につながり、ひいてはまちのブランド力向上につながります。これからも、地域コミュニケーションの再生と駅前の水と緑の輝く環境保全と賑わいのあるまちづくりを目指し、地域に根差した活動を、次世代に繋がる取組を、行政とも連携し進めていきたいと考えています。

取材当日の様子

<令和3年度の取組について>

「高齢者や障碍者にも優しい、自転車の利用しやすいまち・武庫之荘!」を目指し、月例啓発活動と「第10回・武庫之荘駅前ロータリー祭り」を実施しました。10月から12月までの月例啓発活動では、行政と連携し「自転車の事故、盗難、放置ゼロ運動」にかかるチラシとティッシュの配布を実施しました。

  
月例啓発活動の様子

 

11月26日(金曜日)から1週間実施した「第10回・武庫之荘駅前ロータリー祭り」では、駅の地下道にて「南北地下道園児ギャラリー(乗り物と交通安全絵画展)」を開催しました。8つの幼稚園及び保育園児の26作品が地下道を明るく彩り、好評でした。


南北地下道園児ギャラリーの様子

 

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から啓発活動を実施できなかった月も多く、また「第10回・武庫之荘駅前ロータリー祭り」も昨年同様規模を縮小しての開催となり、地元中学生吹奏楽部の記念パレードを計画するも直前に中止せざるを得なく、誠に残念でした。阪急武庫之荘駅前北ロータリーの改修工事が5月末に完了し、歩道も拡張され障がい者、高齢者にも優しく利用しやすくなったと好評です。月例啓発活動は、新型コロナウイルスにかかる情勢が収束すれば今後とも銀行や企業ボランティアの協力を得て地道に継続したいと考えています。

 

 

<令和2年度の取組について>

令和2年も「高齢者や障碍者にも優しい、自転車の利用しやすいまち・武庫之荘!」を目指し、銀行・企業ボランティアと共に「自転車の事故、盗難、放置ゼロ運動」についての月例啓発活動を2月まで実施しました。3月以降は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止をしています。


2月の月例啓発活動の様子

 

11月20日(金曜日)から1週間、「第9回・武庫之荘駅前ロータリー祭り」を実施、阪急武庫之荘駅の地下通路の壁面に乗り物と交通安全をテーマにした近くの幼稚園や保育所に通う子どもたちの絵画を展示する「南北地下道園児ギャラリー」を開催しました。子どもたちの作品は地下道を明るく彩り、通行人からも好評でした。


南北地下道園児ギャラリーの様子

 

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からイベント規模の縮小や啓発活動も中止したことはやむを得ないにしても、誠に残念です。情勢をみて、啓発活動を継続していきたいです。また、駅周辺における一時駐輪利用者用の施設不足が課題と考えているため、行政と連携し、銀行などにオープン型自動駐輪施設の導入を働き掛けたいと考えています。

 

 

<令和元年度の取組について>

令和元年も、「高齢者や障碍者にも優しい、自転車の利用しやすいまち・武庫之荘!」を目指して、毎月第2水曜日朝の月例啓発活動を行いました。


月例啓発活動の様子(銀行・企業ボランティアの皆様と共に)

 

11月23日(土曜日)に「第8回・武庫之荘駅前ロータリー祭り」を開催しました。当日は晴天にも恵まれ多くの家族連れで賑わい各種イベント広場は大盛況でした。


北側パレードの様子

 

祭りの会場内での地元中高生ボランティアの皆様による啓発活動は、駐輪マナー指導員、交通安全協会、防犯協会の皆様の協力を得て、約1,000枚のビラは、配布グッズと共に半時間でさばかれました。参加者は約6000人、最大人出人数は約3000人とこれまでの最高の人出でした。


啓発活動の様子

 

阪急武庫之荘駅前の自転車盗難件数が減少した事から、ロータリー祭りでは、「この地域では盗難が激減中」の横断幕架け替え式も行政と連携して実施しました。


横断幕架け替え式の様子

 


南側ステージの様子

 

今後とも、皆様の協力を得て、地道に啓発活動を継続して行きたいと考えています。

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