2023年01月30日
125リン目 似ているようで似ていない!?「フル電動自転車」とは?
遅くなりましたが…新年あけましておめでとうございます。
今年も自転車のまちづくりを進めていきますのでどうぞよろしくお願いします。
さて先日、「(特殊)特定小型原動機付自転車」の新ルールが7月からスタートすると話題になりましたね。。
そもそも「特定小型原動機付自転車」をご存知でしょうか?
「自転車なのかなぁ?」と思ってしまいますが
実はまったく違うものです!!
特定小型原動機付自転車とは平たく言うと、電動キックボードやフル電動自転車のことです。
いや、電動”自転車”ってことは自転車なのでは?
やっぱりそう思いますよね。
おそらく想像している電動自転車は「電動アシスト付き自転車」のことです。
これは自転車です。
ではフル電動自転車って結局何なのでしょうか?
ずばり、ペダルがついた原付バイクです。
バイクなので、公道を走るにはナンバープレートが必要です。
保険への加入も必須となっています。
方向指示器もつけなければなりません。
現時点では後方確認のミラーも免許もヘルメットも必要です。
条件を満たしていないものは整備不良の原付バイクとなり、取り締まりの対象です。
こうやって書き連ねてみると、自転車とはまったく違ったものであることが分かります。
普通の自転車に方向指示器がついているのって今はあまり想像できませんね。
見た目はよく似ている電動アシスト付き自転車とフル電動自転車。
でもまったくの別物です。
自転車感覚で購入したり乗ったりすると、思わぬところで事故につながります。
もちろん取り締まりの対象にもなります。
条件さえ満たせば公道での走行ができますが、くれぐれも自転車ではないということを覚えておいてください!