団体名：ちゃりんこ来恋大作戦実行委員会

活動の報告

＜贈呈式＞

同実行委員会に赴き以下のとおり実施。

日時：平成31年3月12日（火）午後2時から
場所：三和本通商店街 来恋夢神社にて

＜サポーター活動について＞

活動の内容：商店街内の押しチャリを推進するイベントなどを実施

活動の目標：三和本通商店街を自転車に乗って通行する人数をゼロに

リンク先：https://www.facebook.com/groups/777525139079435/

＜サポーターへのインタビュー＞

【きっかけはメディアに取り上げられたことだった】

　とあるテレビのニュース番組で、3年前、平成28年9月に、三和本通商店街が自転車マナーの非常に悪い商店街として放送されてしまったことで、何とかしなければ！！と思い活動を始めました。7時から24時まで歩行者専用道路となっている三和本通商店街において、歩行者の合間をぬって自転車がビュンビュン行きかっていると。これは由々しき事態であると思いました。

同時に、昔は人通りが多かった三和本通商店街も、今、自転車に乗ってすいすい通行ができるほどお客さんが少ない状況なのだとも思いました。

　そこで、誰もが安全に買い物を楽しめるための自転車のルール遵守・マナー向上と商店街の活性化に同時に取り組もうと取組を始めました。

【第1回　押し!?チャリンピックの開催】

　「商店街は自転車を押して歩く」という交通ルールの浸透を図る目的で平成28年度から「ちゃりんこ来恋（こいこい）大作戦！」を立ち上げ、始めた活動の一環として、平成29年に、自転車を押して歩くイベント「第1回　押しチャリンピック」を企画し、開催しました。「押しチャリンピック」とは、自転車を押して歩いて設定タイムの1分に近い出場者が勝利するというルールで、「自転車の押し歩き」をみんなで楽しみながら競い合うというコンセプトのもと行いました。

「第1回　押しチャリンピック」の様子

【自転車押してくれて「ありがとう」】

　三和本通商店街が歩行者道であるということを浸透させるため、商店街の中に「自転車押してくれてありがとう」と書かれた看板を掲げています。それを見ると、子どもたちが自転車から降りるんですよ。「ありがとう」って、褒められているじゃないかと。看板を立てて、「押し!?チャリンピック」を2回実施して、取組を始めた頃に比べて、自転車を押し歩きしてくれるお客さんがかなり増えたと感じます。自転車に乗って通行するお客さんをゼロにするというのは、本当に時間のかかる地道な取組です。それでもやはり、誰もが安心に買い物をできるように、自転車は押してもらいたいと思います。

商店街内の看板

【自転車のお客様大歓迎！！押して歩けば、ええもんありまっせ！！】

　ちゃりんこ来恋大作戦の「来」には、自転車に乗っているお客さんに来てほしいという思い、「恋」には、お客さんが恋しいという思いが込められています。

　「商店街では自転車に乗らないで」＝「自転車のお客さんお断り」ではありません。年配の方で、遠くから商店街に来るのに、自転車に乗らなければ来られないという方もいます。だから、決して「自転車に乗って来ないでください」ということではありません。自転車のお客さんも大歓迎、ただ、ルールを守っていただきたいということなんです。そして、商店街で自転車を押して歩いてもらって、目的のお店に行くまでの途中で「あ、こんなお店があったんや。」という気づきをしてもらえたら良いなと思います。

取材の様子

【今後も自転車を押して買い物したくなるような色々な取組を考えていきたい】

　現在、三和本通商店街では、3月に「ザ☆さんわでー」、5月に「さんわの盛美術館」、10月に「三和本通商店街でハロウィンパレード」、11月に「押し!?チャリンピック」と、年間通して4つのイベントを行っています。また、その他にも、平成30年7月に、尼崎市立中央中学校の生徒さんと一緒に実施した「歩きスマホやめよう」の啓発イベントなどのように、他の団体さんからの協力依頼があったら、それを取り入れたイベントも実施したりしています。

　これからも、商店街の中での理解を進めながら、取組を広げられたら良いなと思っています。