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尼っ子リンリン ほぼ週刊読むラジオ

放送日 2019年01月23日

第17回「路面の凍結にはくれぐれもご注意!」

DJ:このコーナーは、とっても自転車がよく使われているこの尼崎を、さらに自転車のまちにしようという、壮大なプロジェクトをご紹介するコーナーです。
お相手は、尼崎市役所の生活安全課の皆さんです。よろしくお願いします。

市職員A、B、C:よろしくお願いします。

DJ:本日は第17回目です。今日のテーマは何でしょうか?

市職員A:テーマは、ずばり“自転車も、路面の凍結にはくれぐれもご注意!”です。

DJ: たしかに冷え込んできましたよね。
自動車については、いわゆる冬タイヤのことなど、路面の凍結に注意というのはよく聞きますが、自転車もでしょうか。
詳しく、教えてください。

市職員C:はい。            
皆さん、この季節、天気予報をご覧になることも多いかと思います。

 DJ:はい。

 市職員C:そのとき、ごらんになる項目は、気温だと思います。
ここでご注意いただきたいのは、空気の温度と、路面の温度のちがいです。
具体的には、気温が2℃になると、路面は0℃前後になることもあります。
凍結が始まっているかもしれません。

DJ:気を付けないといけませんね。           
歩いているときは、凍っていない路面から凍っている路面に進んだら、気づいて停まることも比較的簡単かと思いますが、自転車のスピードだと・・・。考えただけでも恐ろしいですね!

市職員C:そうなんです。
あと、自転車での転倒が怖いのは、地面での打撲によるケガだけではない点です。
自転車は、自動車のすぐ横を通ることが多いため、転倒したときにちょうど、自動車が通ると、命の危険が及びます。      

DJ:特に注意が必要な場所はあるんでしょうか。

市職員C:  はい。           
見た目で凍っているのがわかる道路はもちろん、地面からの熱が伝わりにくい橋、日差しが届かないビルの陰などは危険です。
また、雪が降らなくても雨の日でもスリップしやすい場所として、白線や、排水溝なども危険です。

DJ :なるほど。

市職員B:また、そもそも自転車本体についてもご注意いただきたいことがあります。
それは空気圧です。
自転車のタイヤの空気はしっかり入れておかないといけないのですが、あまりにパンパン、具体的にはそれぞれのタイヤに書いてある空気圧の上限ぎりぎりまで入れていると、スリップしやすくなるそうです。

 DJ :そうなんですか。でも、季節に応じて空気圧を調整するというのはなかなか習慣づいていない方も多いかもしれませんね。

市職員B:そうですね。            
ですので、定期的に、タイヤの空気を含め自転車全体についてのメンテナンスを習慣づけておくことが結果として近道かもしれません。

DJ :点検の合言葉、「ブタはしゃべる」、ですね。

市職員A:ありがとうございます!
せっかくなので、復習を。
まずは、「ブレーキ」の「ブ」。
ブレーキの効き具合と左右の違いをしっかりとチェックしてください。
次に、「タイヤ」の「タ」です。
タイヤのパンクしていないかなどをチェックしてください。

市職員C:続いて、「ハンドル」の「は」。
ハンドルは前の車輪と直角に固定されているかチェックしてください。
次に、「車体」の「しゃ」。
ちょっと他よりもくくりが大きいのですが、具体的に、サドルの高さは適正か、そしてきちんと固定されているか、ペダル、チェーンは適切に設置されているか、ライトはきちんと点くか、尾灯や反射器材が装着されているか、といった部分をチェックしてください。

市職員B:「べる」はそのまま「ベル」です。
ベルは確実に鳴るか、チェックしてください。
ただし、このベルはむやみに鳴らしてはいけませんのでご注意ください。
5つ合わせて「ブタはしゃべる」、自転車点検の合言葉です。

市職員C:最後に、凍結つながりで。

自転車のカギの部分が凍結して、そもそも、出発できないということもあるようですので、屋外で保管されている場合は、できるだけ雨や雪でぬれないよう、カバーをかけるなどして予防してください。

DJ:では最後に告知です。このコーナーではリスナーの皆さんから、自転車にまつわるご意見などを募集します。
テーマはいくつかあるのですが、引き続き、「ぜひ自転車で訪れてほしい尼崎のあの場所」です。
車では行けないあのお店、自転車でゆっくり眺めてほしいあの景色などなど、どんどんお寄せ下さい。

(以下、応募方法等の説明) 

参考:ウェザーニュース「気温2℃以下が目安 自転車も危険な路面凍結 」

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