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尼っ子リンリン ほぼ週刊読むラジオ

放送日 2019年08月28日

第48回「コミュニティサイクル、どんな感じ?その②」

DJ:このコーナーは、とっても自転車がよく使われているこの尼崎を、さらに自転車のまちにしようという、壮大なプロジェクトをご紹介するコーナーです。
お相手は、尼崎市役所の生活安全課の皆さんです。よろしくお願いします。

市職員A、市職員B:よろしくお願いします。

DJ:本日は第48回目です。今日のテーマは何でしょうか?

市職員A:テーマは、ずばり“コミュニティサイクル、どんな感じ?その②”です。

 

DJ:コミュニティサイクルと言えば、第12回目と第13回目の放送でご紹介いただきましたね。
また、第29回目の放送でも、4月時点の進捗などを教えていただきました。
詳しく、教えてください。

市職員A:はい。
スタートしたのが昨年の12月と、少し時間が空いてしまいましたので、おさらいの意味も含めて、説明させてください。

DJ:お願いします。

市職員A:コミュニティサイクルは、自転車を借りていただくシステムですが、1つのサイクルポートでの往復利用だけでなく、複数のサイクルポートで自由に乗り降りができるものです。
例えば、阪神尼崎駅で借りて、観光や用事を済ませて、JR立花駅や阪急武庫之荘駅などで自転車を返却することができます。

DJ:そうでした。その、“自転車を借りるところと、返すところが別の場所でも構わない”という点が、これまでのレンタサイクルとは異なる点でしたね。

市職員B:はい。
そして、この実験は、兵庫県とわたしたち尼崎市、行政が、コミュニティサイクル事業者さんとタッグを組んで、つまり官と民が連携して行っています。

DJ:行政の皆さんは、民間の事業者さんとタッグを組んで、何のためにこの実験をされているのか、あらためて教えていただけますか?

市職員B:このコミュニティサイクル実証実験は、民間事業者によるコミュニティサイクル・ビジネスの本市域における本格導入及び継続実施を見据え、“2つのこと”を実証するために実施します。

DJ:そうでした。実験で明らかにすることは2つでしたね。

市職員B:1つ目は、本市域内の阪急・JR・阪神の鉄道駅相互間における南北方向の移動の利便性の向上に資すること。
2つ目は、尼っ子リンリンロードや尼崎21世紀の森など新たなまちの魅力の発見の手段となりうること。
この2点を実証するため実施しています。

DJ:利用料金も、おさらいをお願いします。

市職員B:利用料金は、15分ごと60円(注1)です。
24時間最大1,000円(注2)です。
なお、支払方法は現金ではなく、各種クレジットカード払い、携帯キャリア決済、一部の電子マネーとなっています。

DJ:なるほど。
借りられるのはどんな自転車でしたでしょうか?

市職員B:見かけ上はいわゆるママチャリタイプで、大きさは20インチ、色はホワイトです。
カゴもついていますし、ライトもついています。鍵もついていますし、GPSで移動経路も把握できます。
おまけに自転車保険にも加入済です。
また、電動アシストタイプです

DJ:カゴつき、ライトつき、鍵つき、GPS付き、おまけに保険付き、さらに電動アシスト付きでしたね。
最後の、電動アシストということは、自分でこぐのに加えて、アシストで力が加えられるというものですね。

市職員B:はい。ですので、長い距離を使っても、思いのほか、疲れずに、乗れますよ。

DJ:坂が少ない尼崎でも、それはいいですね。
利用状況ですが、前回お話しいただいた4月以降、いかがでしたか?
とても暑い夏場でしたから、苦戦したのではないでしょうか?

市職員A:おかげさまで、夏のあいだも、順調に、好評いただいています。右肩上がりでございます!

DJ:それはいいですね。
ポートは何か所ぐらいあるんでしょうか?

市職員A:令和元年7月末時点で、ポートは17か所(注3)にあります。

DJ:それらは、どんなところにあるんでしょうか?

市職員A:例えば、鉄道駅や、自転車屋さん、ゴルフ練習場、そして公共施設などにあります。

DJ:鉄道駅にもあるんですね。
実験の目的の1つが、阪急電車さん・JRさん・阪神電車さんの鉄道駅相互間における南北方向の移動の利便性の向上に資することを調べるためですね。

市職員B:はい。
ご存知のかたも多いかと思いますが、尼崎は、阪急、JR、阪神と3つの鉄道が通っていて、合計13駅もあるとても便利な街だと思います。
ただ、東西に比べると、南北の移動は、やや不便なまちだと言われています。
もともと、自転車は鉄道と組み合わせて使われることが多いです。

DJ:そうですよね。例えばどんな使い方があるでしょうか?

市職員B:ベイコム体育館でスポーツ観戦をするときに、最寄りのJR尼崎駅はもちろん、阪神尼崎駅からコミュニティサイクルで訪れたりするのはいかがでしょうか。

DJ:JRと阪神、両方の尼崎駅に、ポートがあるんですね。

鉄道駅や公共施設のほかにはどんなところにあったんでしょうか?

市職員B:市南部の臨海地域にある、尼崎スポーツの森や、サンランド武庫川というレジャー施設などにもポートがあります。
そして、ことしの春に開城した、尼崎城にもポートがあります。

DJ:実験目的の2つ目、新たなまちの魅力の発見の手段ですね!

市職員B:はい。
阪神尼崎駅や阪神センタープール駅から尼崎スポーツの森に遊びに行ったり、JR尼崎駅から尼崎城を訪れていただきたいと思います。
実は7月の下旬から可能になった、便利な使い方もあります。

DJ:それも知りたいですね。

市職員A:それは、お隣、西宮市にも、尼崎市と同じシステムのコミュニティサイクルのポートが大幅に増えたことです!

DJ:おお!同じシステムということは・・?

市職員A:はい、市境を越えて利用できます。
ですので、尼崎で借りて西宮で返せます!

DJ:おお!

はんたいに、西宮で借りて尼崎で返しても・・?

市職員BOKです!
これまでも、西宮市にはコミュニティサイクルのポートがあったんですが、7月から、西宮市役所さんも、民間事業者さんと連携を開始されました。
それに伴って、ポートも増えました。ほぼ倍増です!

DJ:西宮市の場合はどんな場所にポートがあるのでしょうか?

市職員A:尼崎と共通する部分もあるんですが、北から順番に、阪急・JR・阪神と3本通っています鉄道の沿線付近、そして、南の方、臨海地域などにもポートを設置されています。

DJ:なるほど。

市職員A:そして、全国的に有名な、あのスポーツ施設の近くにもあるようなんです!

DJ:わかりました、甲子園ですね!

市職員B:さすが秋本さん、即答かつご名答!今年も熱い戦いが繰り広げられました!

市職員A:ま、尼崎のスポーツ施設にも、たくさんコミュニティサイクルはありますけどね。
スポーツの森に~、ゴルフ練習場に~、ベイコム体育館 に~、競艇場に~・・・

DJ:なにやら対抗しておりますが、市職員Bさん、進めてください。

市職員B :はい、進めます!
そして、最後に、今回もご紹介させてください。
あまがさきの観光サイト、「ジョーのあるまち尼崎」のなかで連載されていますブログ、その名も、「尼崎チャリ奉行の登ジョ―日記」!!
「登ジョ―」の「ジョー」はお城の「城」のことなんです。

DJ:お城と自転車、どちらも、これからの尼崎の観光には欠かせないものをくっつけたのでしたね。

市職員B:はい。
月に1回、尼崎市内の色々なポートから、道中にあるスポットを紹介しながら様々なルートで尼崎城を目指す、というブログです。
リービング、トゥ、アマガサキ・キャッスルですね。
のブログは、われわれの頼れるパートナーである民間事業者の方が実施されています。

DJ:わかりました、コミュニティサイクルをもっと楽しむには、
リービング、トゥ、アマガサキ・キャッスル・・・ではなく、「尼崎チャリ奉行の登ジョー日記」。
繰り返します、「尼崎チャリ奉行の登ジョー日記」。
ぜひ、皆さんもご覧ください。
では最後に告知です。このコーナーではリスナーの皆さんから、自転車にまつわるご意見などを募集します。
テーマはいくつかあるのですが、今回は、「コミュニティサイクル、こんな風に使っています!」です。
コミュニティサイクル、実はこんな使い方が便利だよ、コミュニティサイクルを使ったらとてもオトクなお店を見つけたよ・・・などなど、どんどんお寄せ下さい。

(以下、応募方法等の説明)

注1:令和元年11月1日より、15分ごと70円
注2:令和元年11月1日より、12時間最大1,000円
注3:令和元年8月21日に1か所増設され、計18か所。

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