尼っ子リンリン~尼崎市自転車総合ポータルサイト~

尼っ子リンリン ほぼ週刊読むラジオ

放送日 2019年09月25日

第52回(最終回)「自転車の交通安全」

DJ:このコーナーは、とっても自転車がよく使われているこの尼崎を、さらに自転車のまちにしようという、壮大なプロジェクトをご紹介するコーナーです。
お相手は、尼崎市役所の生活安全課の皆さんです。よろしくお願いします。

市職員A、市職員B:よろしくお願いします。

DJ:本日は第52回目ですね。そして、前回もお伝えしましたとおり、本日の放送をもって、このコーナー「尼っ子リンリン」は、いよいよ最終回となりました。

市職員A :今まで本当にありがとうございました。
これまで1年間にわたって、自転車のまちづくりについて、様々な切り口からお伝えしてきました。

DJ: 振り返りますと、“自転車のまちづくり”は本当に色んな分野にまたがっていて、色々なテーマがありましたね。

市職員B:はい。
なだらかな地形の尼崎では、とても身近で便利な自転車。
ですがかつては、自転車の悪い面である交通事故、盗難、違法駐輪などが目についていました。
でも、自転車と言う乗り物そのものに罪はありません。むしろ、自動車で行きにくいところに行けたり、排気ガスも出ずに地球に優しい、運動不足も解消できて健康になれるといった魅力いっぱいの乗りものです。

DJ:そうなんですよね。
自転車が持つ素晴らしさが発揮できないと、とても、もったいない話です。

市職員B:はい。自転車という乗り物が持つ、たくさんのすばらしい魅力を発揮できるまちは、すばらしい街に違いないということで、私たちは自転車のまちづくりに取り組んでいます。

市職員A:「尼崎市自転車のまちづくり推進条例」を施行して、市の職員である私たちが、自転車のルールを守れていない市民の方を直接指導することができるようにしたところからスタートしました。
そして、自転車総合ポータルサイト「尼っ子リンリン」での日々の情報発信、自転車のまちづくりの取組をされている皆さんに「グッと!尼っ子リンリンサポーター」になっていただく取組、行政と民間事業者とがタッグを組んだコミュニティサイクル実証実験などなど。

DJ:いずれも、これまでの放送で、ご紹介いただきましたね。

市職員B:そして、こちらのラジオコーナー「尼っ子リンリン」で情報発信させていただいた事で、より多くの方に、自転車のまちづくりについて、関心を持っていただけていたら嬉しいです。

市職員A:過去の放送内容を聞き逃した!という方がいらっしゃいましたら、「尼崎市の自転車総合ポータルサイト尼っ子リンリン」内のコンテンツ、“ほぼ週刊読むラジオ”にて、過去の放送内容を文字起こしして掲載しておりますので、ぜひサイトをご覧いただければと思います。

DJ:さて、これまで自転車のまちづくりについて様々な切り口からお話いただいてきましたが、最終回である今回、最後にリスナーの皆さんにお伝えしたい事は何でしょうか。

市職員A:いや~、悩みに悩みました。
これまでの51回分の内容を振り返って、あれも言い足りない、これはもっといい例があったなど、なかなか絞り切れなかったのですが、最後の最後まで、言いたいことはコレでした!
本日は、やはり、「自転車の交通安全」というテーマについて、お伝えしたいと思います。

DJ:最終回ですが、自転車を使った観光など明るいテーマでなく、あえて交通安全を持ってこられるとは!
少し驚きました。

市職員A:最終回だからこそ、原点回帰ということで、決めました!
自転車に乗っているときに、特に、クルマやオートバイと事故にならないように、自転車に乗っている側が注意しないといけない交通ルールについて、2つの事をお伝えします。
できるだけ、コンパクトにいきます。

DJ:自転車に乗っている時、クルマなどと事故にならないための、2つの事、ですね。それは何でしょうか。

市職員A:まず一つ目は、やはり、自転車は、決められた場所をきちんと走行してください。
つまり車道の左側です。

DJ:キープレフト、自転車も、道路交通法で定められたクルマの仲間なので、原則、車道の左側によって通行しなければならないんですよね。

市職員A:そのとおりです。逆走は、非常に危険です。そして、もう一つは、一時停止です。

DJ:ストップ・アンド・ゴー、走っては止まる、止まってから走るですね。

市職員B:はい。
クルマだけではなく、自転車も「止まれ」と書かれた赤い一時停止の標識がある場所や、道路に大きな文字で「止まれ」と書かれている場所では、必ず一時停止する必要があります。
交差点等での出会い頭の事故が、とても多いですから、ご自身の身を守るためと考え、信号のあるなしにかかわらず、交差点などでは、いったんとまって安全を確認していただきますようお願いします。

市職員A:自転車に乗る全ての方が、車道の左側通行と、交差点での一時停止、この二つを守っていただくだけで、自転車関連事故が起こる確率は、ぐんと下がると、考えています。
左側通行と一時停止。左側通行と一時停止。左側通行と一時停止。
ぜひ、市民の皆さんにおぼえていただきたいです。
家族の方などが自転車で出かけるときは、「左側通行と一時停止に気を付けてね~、いってらっしゃい!」と見送ってください。

市職員B: 私たち市のほうでは、これからも、啓発活動を始めとする対策に取り組んでいきます。
このラジオを聞いていただいている皆さん、事故に遭わないために、事故を起こさないために、交通ルールを守り、自転車の安全適正利用について、よろしくお願いします。

DJ:そうです。交通事故は、自分と周りの人、どちらの人生も台無しにしてしまう恐ろしいものですからね。
左側通行と一時停止、左側通行と一時停止、この習慣がぜひ尼崎中に広がりますように!
最終回の本日は、原点回帰ということで、「自転車の交通安全」についてお話しいただきました。
生活安全課の皆さん、本日はありがとうございました。

市職員A、市職員B:これまで本当に、ありがとうございました!

一覧を見る