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尼っ子リンリン ほぼ週刊読むラジオ

放送日 2018年11月28日

第9回「自転車に乗れますか?」

DJ: このコーナーは、とっても自転車がよく使われているこの尼崎を、さらに自転車のまちにしようという、壮大なプロジェクトをご紹介するコーナーです。
お相手は、尼崎市役所の生活安全課の皆さんです。よろしくお願いします。

市職員A、B、C:よろしくお願いします。

DJ:本日は第9回目です。今日のテーマは何でしょうか?

市職員A:テーマは、ずばり、”自転車に乗れますか?”です。

DJ:”自転車に乗れますか?”
シンプルですが、どこか意味深なテーマですね。

市職員B:これまでの放送でお伝えしましたとおり、様々な魅力がある自転車。
しかし、最近、少し心配な話が耳に入ってきました。

DJ:心配な話・・・と言いますと?

市職員B:はい。
自転車に乗れない子どもが増えているということなんです。

DJ:え、そうなんですか?

市職員B:はい。
原因はいくつか考えられるのですが、まず、自転車の練習をする場所があまりないということがありそうです。

DJ:練習する場所?

市職員B:たとえとして聞いたのですが、漫画「ドラえもん」によく出てくる、”土管がある空き地”がほとんどなくなっているそうです。

DJ:確かに空き地で野球などをして遊んでいる風景をあまり見かけなくなった気がします。

市職員C:そのほかに、共働き世帯が多く、親が子に教える時間がないとか、放課後はそのまま学童保育などに行くため、そもそも自転車に乗って友達の家などに遊びに行く機会も減っているといったことも関係しているのではないかと思います。

DJ:なるほど~。
言われてみれば、確かに最近はそのような状況かもしれませんね。

市職員C:そこで、全国チェーンの自転車販売店など関係機関が、子ども向けに、自転車に乗れるようになる教室を開催するとすぐ満員になるようです。

DJ:え~、大人気なんですね!

市職員C:はい。
ただし、気をつけなくてはいけないことがあります。

DJ:気をつけなくてはいけないこと?

市職員C:「自転車に乗れること」と、「自転車で出かけられること」は全く別だということです!

DJ:どのように、違うんでしょうか?

市職員C:”自転車に乗れる”というのは、あくまで、サドルにまたがって、ペダルをこいで進んだり止まったりし、ハンドルで方向を決めることができる、つまり自転車という乗り物の操作が出来る、ということです。

DJ:はい。

市職員C:一方、”自転車で出かけられる”というのは、乗れるだけではだめなんです。
実際の道路に出てみると、当然ながら、自分以外にも、歩行者や自転車、自動車などがいます。
そして、横断歩道や交差点、信号や道路標識があります。
そういった、「実際の道路」を走れるようになるには、ただ単に自転車という乗り物を操作できるようになっただけではなく、もうワンステップ必要なのです。

DJ:たしかに、自転車という乗り物を操作できるイコール自転車で出かけられると考えてしまいがちです。

市職員C:ええ。
感覚的には分かるのですが、自転車を操作できるようになってすぐに実際の道路に出てしまうと、本当に、交通事故につながりかねません。
わたしたちも、お知らせしてまいりますので、保護者の皆様にも、自転車を操作できるようになったからといって、すぐにお子様を実際の道路で走らせていいんだと思わないようにしていただきたいと思います。

DJ:自転車を操作できることと、実際の道路を走って出かけられることは全く別である。よくわかりました。

DJ:では最後に告知です。この番組ではリスナーの皆さんから、自転車にまつわるご意見などを募集します。
テーマはいくつかあるのですが、今回は、「自転車ときいて思い浮かべるあの映画、あのドラマ、あの漫画」です。
自転車での日本一周がテーマの映画、主人公が自転車に乗って登場するあのドラマ、あの自転車が登場する名シーンで有名な漫画などなど、どんどんお寄せ下さい。

(以下、応募方法等の説明)

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