放送日 2019年09月11日
第50回「自転車でどこまで行ったことある?」
DJ:この番組は、とっても自転車がよく使われているこの尼崎を、さらに自転車のまちにしようという、壮大なプロジェクトをご紹介するコーナーです。
お相手は、尼崎市役所の生活安全課の皆さんです。よろしくお願いします。
市職員A、市職員B:よろしくお願いします。
DJ:本日は、記念すべき、第50回目です!
全員:(拍手!)
DJ:思えば遠くへ来たものです。今日のテーマは何でしょうか?
市職員A:遠くへ来たつながりで、テーマは、ずばり、“自転車でどこまで行ったことある?”です。
DJ: “自転車でどこまで行ったことある”?
詳しく教えてください。
市職員B:はい。
じつはちょうど、ある損害保険会社さんが、一般の方2,000人を対象に実施された、“自転車でどこまで行ったことがありますか?”という調査結果が公表されましたので、それをご紹介させていただきたいと思います。
DJ:面白い調査をされたんですね!興味が出てきました~。
市職員B:はい。
ありそうでなかった調査ですので、わたしたち市役所にとっても、興味深かったです。
そして、先ごろ公表された、その調査結果は驚くべき内容でありました。
DJ:驚くべき結果、と言いますと?
市職員B:はい。
まず、自転車で20キロ以上の移動を経験したことがある人が全体の23.3%もおられたそうです。
DJ:自転車で20キロ以上の移動というと、かなり長距離だと思うんですが、結構皆さん長い距離を乗られているんですね!
これは確かに驚きの結果ですね。
市職員B:はい。
じつはもう1つとても驚きの結果がありました。
DJ:と、言いますと?
市職員B:じつは、この20キロ以上自転車で移動したことがある皆さんを対象に、そのときに乗っておられた自転車の種類も調査されたところ、なんと53.6%の方がシティサイクルだったそうです。
DJ:シティサイクルというと、いわゆるママチャリと呼ばれるような、一般的によく見かける自転車ですよね?
もしかして、それは電動アシスト付きのママチャリも含んでいるのではないのですか?
市職員B:いえ、電動アシストがない、普通のシティサイクルです。
DJ:普通の自転車で20キロ以上移動した経験がある方ってとても多いんですね。
ところで、お2人は何キロぐらい移動されたことがおありなのでしょうか?
市職員B:そうですね、旅行先でレンタサイクルを借りて周遊した際に、もしかしたらトータルで20キロぐらいは移動したかもしれません。
市職員A:わたしは10キロぐらいですね。
かなり前、引っ越しのとき、どうしても自転車が載せられなくて。
みずから乗っていきました、当時はママチャリでした。
DJ:引っ越しの時載せられないって、そんなことあります?
市職員A:はい、ウソのようなホントの話です。
ところで、長距離移動つながりで、世の中にはもっと驚くべき人びともいるというニュースを聴きましたのでご紹介します。
DJ:少し不自然なタイミングですが話が変わりました。
市職員A:1つ目のエピソードは、昨年のものです。
千葉県船橋市から、兵庫県西宮市の甲子園球場まで、自転車でやってきた少年がおられたそうです。
その移動距離、じつに往復1100キロメートルだったそうです!
ご自身も高校球児で、残念ながら予選で敗れてしまい甲子園に出場することはできなかったそうですが、他の学校を応援するため、4日間かけて、やってきたそうです。
DJ:甲子園といえば、もしかしてコミュニティサイクルですか?
市職員A:いえいえ、通学用のママチャリにテントや寝袋を積んで走られたそうです。
つづいて、2つ目のエピソードです。こちらは今年の話です。
今年開催される、ラグビーのワールドカップ。その開催地のわが日本をめざして、「ラグビーの聖地」イギリスはロンドン南西部から自転車で2月に出発された南アフリカ出身の冒険家のかたをはじめとする皆さんがおられます。
その移動距離、じつに2万キロメートルだそうです!
DJ:2万キロ!?
市職員A:日本に来られるまでに、およそ27の国を通過し、ヒマラヤ山脈を2度越えるそうです。
DJ:いやあ、すごい旅ですね・・・。
ラグビーの応援に来られるのでしょうか?
市職員A:それもあるかと思いますが、大きな使命を2つ、持っておられるようです。
1つ目の使命は、ラグビーがほとんど知られていない国々で、ラグビーというスポーツがどういうものかを現地の人たちに伝え、その魅力を広めること。
もう1つの使命は、なんと開幕試合で吹かれる予定の、ホイッスルを、ワールドカップの主催当局から託されて運んでいるんだそうです。
DJ:責任重大ですね~!
とにかく無事に日本に到着されることをお祈りしています。
本日は、“自転車でどこまで行ったことある?”というテーマでした。
市職員B:みなさんも、少しずつ自転車移動の距離を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
ふだんは電車やクルマで行っている場所まで自転車で行ってみると、道中に思わぬ発見があったりして楽しいですし、目的地にたどり着くと大きな達成感が得られると思います。
もちろん、お天気や気候に注意しながら、決して無理をせず、そして安全運転で、よろしくお願いします。
DJ:では最後に告知です。このコーナーではリスナーの皆さんから、自転車にまつわるご意見などを募集します。
テーマはいくつかあるのですが、今回は、「コミュニティサイクル、こんな風に使っています!」です。
コミュニティサイクル、実はこんな使い方が便利だよ、コミュニティサイクルを使ったらとてもオトクなお店を見つけたよ・・・などなど、どんどんお寄せ下さい。
(以下、応募方法等の説明)