尼っ子リンリン ほぼ週刊読むラジオ

放送日 2019年02月06日

第19回「自転車のまちならではのエピソード」

DJ:このコーナーは、とっても自転車がよく使われているこの尼崎を、さらに自転車のまちにしようという、壮大なプロジェクトをご紹介するコーナーです。
お相手は、尼崎市役所の生活安全課の皆さんです。よろしくお願いします。

市職員A、B、C:よろしくお願いします。

DJ:本日は第19回目です。今日のテーマは何でしょうか?

市職員A:テーマは、ずばり“これぞ、自転車のまちエピソード”です。

DJ:“自転車のまちエピソード”ですか。

詳しく、教えてください。

市職員C:はい。          
現在、尼崎市は自転車のまちづくりに、絶賛、取組中ですが、本日は、そのなかでも、“まさに自転車のまちならでは!”と思っていただけるエピソードをいくつかご用意させていただきました。
まずは、自転車のまちづくりの一角をなす、交通安全についてです。

DJ:いろんな分野がある、自転車のまちづくり。その中でも、交通安全は、誰もが連想する分野ですね。

市職員B:「交通公園」はご存知でしょうか?

DJ:交通公園?

市職員B:交通公園とは、1962年、昭和37年に、当時、子どもの交通事故の多発という問題を背景に、国が通達を出したのがはじまりで、公園の中に信号機や道路標識などを備えた、交通ルールを実践的に学習できる施設のことです。

DJ:なるほど 

市職員B:この交通公園が日本で初めて設置されたのが、尼崎市と言われているんです。1963年、昭和38年と言われています。

DJ:すごいですね!どこにあるんですか?

市職員B:西武庫公園です。

DJ:ああ、ありますね!
今でも交通公園として残っていますでしょうか。

市職員B:残念ながら、正式な「交通公園」ではなくなっていますが、今も横断歩道などを活かし、交通安全教室の会場として活躍してもらっています。

市職員B:続いて、「タンデム自転車」のエピソードを。

DJ:タンデム?

市職員B:タンデムとは、座席とペダルが前後に複数ある自転車のことです。           
じつは、このタンデム自転車、国内では一部の都道府県でしか公道を走ることは認められていないのですが、兵庫県では、日本で2番目に、タンデム自転車の公道走行が認められています。
尼崎市も兵庫県にありますから、公道走行を認められてるということが、2つ目の自転車のまちエピソードです。

DJ:なるほど。日本で2番目とは早いですね!でもどうしてそんなに早く認められたのか、理由などご存知でしょうか。

市職員B:はい。
実は兵庫県の場合、このタンデム自転車の公道走行を認めてもらおうと、非常に熱心に取り組んでおられた団体さんがおられたんです。
実に18年間も、辛抱強く続けられた賜物と聞いています。

DJ:その取組とはどういったものだったのでしょうか?       

市職員B:視覚障害者のかたにも、自転車という乗り物を体験してもらおうという内容だったそうです。

DJ :なるほど。        
目が不自由な方も、健常者の方がハンドル操作を担うことで、自転車で、風を感じて、走っていただくことができますね!

市職員C:3つ目のエピソードは、日本初のふたごのせ自転車です。
一言で言いますと、ふたごや年子など、年齢と体重が近い子どもであっても、2人同時に乗せて公道の走行が認められている自転車です。
 これまでも、日本では、子供を2人乗せることができる自転車はありました。まちなかで、自転車に子供を2人乗せたお父さんやお母さんを見かける機会も多いと思います。
ただ、それらは、前と後ろに1人ずつ子どもを乗せるものでした。また、車輪も、もちろん前と後ろに1つずつでした。これには、課題もありました。
その課題とは、前後に乗せる子どもが、もし、同じくらいの体格、たとえばふたごちゃんや年子であった場合、前後に同じ体重がかかり、運転が不安定になりがちだったことです。
また、安全基準により、後ろに乗せられる子どもは6歳未満であれば可能なのに対し、前に乗せられる子どもは4歳未満という制限もありました。
こういった課題を解消し、ふたごちゃんや年子の子育てをする親御さんが、他の子育て家庭と同じように、自転車を外出の手段にしたり、あるいは、自転車に子供を2人乗せて走ること自体を楽しんだりできるようにしたいという強い思いで、8年近くのご苦労の末、商品化にこぎつけられたものです。
なんでも、厚生労働省の統計によると、子どもの中で双子が占める割合は50年前は1%ぐらいだったのが、今は2%程度と、この半世紀で約2倍に増加しているそうなんです。私自身、株式会社ふたご自転車との出会いがなければこういったことも知らないままでした。
こういった社会の動きにくらべ、特にふたごについては、産まれるまでも、そのあとも体験した人でなければわからない、とてつもないご苦労があります。
こういったことをだれにも打ち明けられず、だれからも助けてもらえない親御さんを、なんとか助けたいと、自らもふたごを生み育てておられた方が、一歩ずつ、8年間試行錯誤の末、ようやく昨年、商品化までこぎつけられました。
こんな思いの詰まった、ふたごのせ自転車の会社、株式会社ふたごじてんしゃがわが尼崎市で誕生したということが4番目のエピソードです。

DJ:まさに、尼崎発祥の自転車ですね。

市職員A:4つ目のエピソードは、「自転車のまちならではのスイーツショップの心遣い」です。
市内の富松町に昨年オープンした、スイーツショップ、「ラ コレクション ドゥ ショウタニ」さんの工夫、「タルト持ち帰り時の安定配置」です。
自転車での来店が多い尼崎では、そのお客様が自転車の前かごに積んで持ち帰ってもタルトが崩れないよう、箱の中に配置するコツを用いてくださっているようです。

DJ:へー、うれしいですね。

市職員B:最後、5番目のエピソードは・・・

市職員A、B、C:「自転車をテーマにした、ラジオがある!」

(拍手)

市職員C:いつも、ありがとうございます。

DJ:では最後に告知です。このコーナーではリスナーの皆さんから、自転車にまつわるご意見などを募集します。
テーマはいくつかあるのですが、引き続き、「ぜひ自転車で訪れてほしい尼崎のあの場所」です。
車では行けないあのお店、自転車でゆっくり眺めてほしいあの景色などなど、どんどんお寄せ下さい。

(以下、応募方法等の説明)

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