放送日 2019年04月03日
第27回「別れと出会いの季節・・・飲酒運転にご注意」
DJ :このコーナーは、とっても自転車がよく使われているこの尼崎を、さらに自転車のまちにしようという、壮大なプロジェクトをご紹介するコーナーです。
お相手は、尼崎市役所の生活安全課の皆さんです。よろしくお願いします。
市職員A、市職員B、市職員C:よろしくお願いします。
DJ:本日は第27回目です。今日のテーマは何でしょうか?
市職員A:テーマは、ずばり“別れと出会いの季節・・・飲酒運転にご注意!”です。
DJ:確かに、4月は、“別れと出会いの季節”ですね。
歓送迎会などでお酒を飲む機会も多いと思います。
では、“飲酒運転にご注意”について、詳しく、教えてください。
市職員A:はい。
これまでの放送でもお伝えしたことがありましたが、自転車も自動車のなかまですから、お酒を飲んで運転すると、道路交通法違反になります。
DJ:自転車は、“歩行者”の仲間ではなく、“自動車”の仲間なんですよね。
市職員A:はい。
そのことに加え、本日お伝えしたいのは、本人はお酒が抜けていると思っていても実際は抜けておらず、結果として飲酒運転してしまうというケースです。
と言いますのも、実は、飲酒運転による事故は、お酒を飲んだ直後だけでなく、飲んでから時間が経っても、体内からまだアルコールが抜けずに起こるケースがあります。
そこで、今回は、アルコールが体内から抜ける時間などを詳しくお話ししたいと思います。
DJ:なるほど。
確かに、お酒を飲んでからけっこう時間が経つので大丈夫だろう・・・と思っても、調べてみたら意外にアルコールが残っていたというケースもあるようですね。
ではよろしくお願いします。
市職員C:はい。
まずは、目安となる量をお話しさせていただきます。
アルコールが体内から抜けるのに4時間かかるお酒の量を、「1単位」とします。
缶ビールでは500ミリリットル、中瓶では1本、日本酒では180ミリリットル、ウイスキーでは60ミリリットル、ワインでは200ミリリットル、チューハイでは350ミリリットル、焼酎では100ミリリットルぐらいです。
DJ:なるほど。
復唱しますね。
缶ビールでは500ミリリットル、中瓶 では1本、日本酒では180ミリリットル、ウイスキーでは60ミリリットル、ワインでは200ミリリットル、チューハイでは350ミリリットル、焼酎では100ミリリットルぐらい。
これを、アルコールが体から抜けるのに4時間ぐらいかかる、「1単位」とする、ですね。
市職員C:はい。
実際にあった事例では、夜中の12時頃に、ビール大ジョッキ1杯、つまり1,000ミリリットルに、焼酎100ミリリットル5杯を飲んで、翌日のお昼に自動車を運転した方がいました。
DJ:はい。
本人はきっと、アルコールが抜けきっていると思っていたんでしょうね。
市職員B:しかし実際は体内にアルコールが残っており、飲酒運転で検挙されました。
皆さんの感覚とは少し違いがあるかもしれません。一晩寝たらアルコールは抜けると思っている方がおられるかもしれませんが、アルコールが抜けきる時間と、睡眠時間はもちろん別ですから、誤解をされませんように、ご注意ください。
DJ:たしかに、“一晩寝たら大丈夫”なんて勘違いしてしまいそうですね~。
市職員C:はい。
ほかにも、“完全に酔っぱらうのはだめだけど、ほろ酔いなら大丈夫”といった勘違いもあるかもしれませんが、ほろ酔いでも、認知力、判断力、操作能力が低下してしまいます。
DJ:自動車も、自転車も、認知して、判断して、操作するのだと思うのですが、3つとも、低下してしまうんですね。
市職員C:はい。
例えば、認知能力については、視野が狭くなる、遠近感が低下する、動体視力が低下するという症状が出てしまいます。
また、判断力については、気が大きくなる、自制心が低下するといったことがあります。
そして、操作能力については、運動能力が低下する、反応が遅くなるといったことがあります。
DJ:なるほど。
そう考えると、お酒を飲んで、自動車や自転車を運転することが、いかに悪質で、危険な行為か、よくわかりますね。
市職員B:そうなんです。
このほかにも、“自分は体質的にお酒に強いから”、とか、“ちょっとそこのコンビニまでだから・・・”などなど、いろいろな言い訳が思いつきます。
しかし、いっさい通用しません!
飲酒運転は、きわめて、悪質、危険な行為です。
市職員A:飲んだ翌朝でも要注意!飲酒運転の根絶にご協力ください。
自動車も自転車もどちらもです、よろしくお願いします!
DJ:では最後に告知です。このコーナーではリスナーの皆さんから、自転車にまつわるご意見などを募集します。
テーマはいくつかあるのですが、今回は、「自転車に乗っていてヒヤッとする、自動車の運転」です。
自転車で通勤しているときにヒヤッとした エピソード、せっかく整備されているのに自動車がとても怖くて通れなかったあの道路・・・などなど、どんどんお寄せ下さい。
(以下、応募方法等の説明)